
続きを書きます。
ボディーコピーの書き方
コピーには、常に読者に強い共感を与える説得力が必要です。そのためには、第一にボディーコピーは真実のみを訴えます。ゆえに、バーンバック曰く、製品を見つめ、消費者の生活をどのように変えるのかを追求することが肝要です。誤っても、製品にない特徴をコピーにしたり、誇張をした表現を使用しないように注意しましょう。
余談として、キャッチコピー(ヘッドライン)、広告アイデアにおいて、“下敷き”に用いた言葉や言葉の真意と訴えたいことの整合性を取ることを忘れてはなりません。
第2にコピーライターは、最初に必要以上に長いコピーを書きます。そして、次第に圧縮していくと、濃縮された説得力のあるコピーに変化させることができます。
第3にコピーライターは、できるだけ多くの多くのコピーを書きます。何種類かのコピーを書き上げた後は、広告効果測定の一環として、できるだけ多くのターゲットとなる消費者に意見を求めます。特に、将来、商品やサービスの顧客となる消費者の意見は有意義なものとなります。
第4にコピーライター はクリエイターでありアーティストではありません。自分が求める表現を優先させたり才能に溺れたりすることによって、商品を売らず自分を売るような行動はよくありません。オグルビーは、「よい広告とは、広告自体に注意を引かないで、商品を売るものである」と残します。
このような点に留意することによって、ボディーコピーに説得力が増し、コピーを読み終えると同時にアイドカ(AIDCA)の法則にあるconviction (確信)を持てるようになり、action (行動)のコピーと共に商品を求めるための行動を起こすようになります。
デーヴィド・オーグルヴィ
今、ほしい本です。
他には、「マディソン街に生きて 」広告の父デイヴィッド・オグルヴィの経営哲学という本も。
まとめ
書くことがありません。あしからず。