『らでぃっしゅぼーや』の有機肥料・低農薬農産物 ってなに?

この記事は著作権に抵触しないライティング方式であるリライトを採用しました。
本家のサイトの内容に即したものとなっております。
本家の説明で不足していると思われたものは補足してあります。
言葉の交通整理が必要なものを調整してありますので読みやすい作りとなっています。
『反農薬』の取り組み (現在まで)
創業当時より生産者の体調や周辺の自然環境に影響する農薬を減らす『反農薬』を実施してまいりました。最近では品種選定や天敵の利用、防虫ネットや袋がけなど、組み合わせることで農薬に頼らない栽培が可能となってきました。
無農薬で育てられない理由
農薬を使わないと植物が全滅。自然界に生えている植物は農薬を使わなくても元気に育っています。田畑ではどうして無農薬で育てられないのでしょうか。自然界と田畑との違いは種類の数にあります。1種類だけ植えている田畑は自然から見れは異常な状態です。その作物を好む害虫や病原菌にとっては快適に暮らせる環境となります。害虫や病気が発生しやすい環境下で対策を行わなければ被害がどんどん拡大。農薬を使わない方法のひとつに『混植』があります。『混植』とは、田畑で一種類だけ植えるのではなく異なる作物を育てるというもの。ただ、狭い田畑で混植を行い生産者が本業として生計を立てられるだけの農作物を育てることに限界があります。
『らでぃっしゅぼーや』の肥料
肥料には大きく分けて有機質肥料と無機質肥料(化学肥料)があります。『らでぃっしゅぼーや』は有機質肥料を中心に農産品の栽培を行なっています
有機質肥料が堆肥 無機質肥料が肥料 違いを解説
有機質肥料の酒粕や米ぬか、草木灰の植物性、魚粉、鶏糞、カキ殻などの動物性の有機物が原料となっています。いわゆる堆肥と呼ばれるものです。堆肥は土の中の微生物が原料を分解し発酵・熟成させて作られます。対して、無機質肥料(化学肥料)は鉱物や空気中の窒素ガスなど自然界に存在する無機物が原料です。科学的な方法で製造され肥料と呼ばれます。
有機質肥料(堆肥)の特性を列挙
- 効果がゆっくりと現れ長く続きます。
- 土壌中、微生物の種類が増えます。
- 土の中の水分や養分を保ち植物に供給します。
- 農作物の生育に適した土壌の性質に変えることができます。
無機質肥料(化学肥料)の特性を列挙
- 肥料の効果がすぐに現れます。
- 肥料の粒の形や大きさが均一、成分量が明確なため肥料を与える量を調節できます。
- 有機質肥料に比べ安価に手に入ります。
- 生産者の労力がかかりません。
- 臭いやガスの発生がありません。
農作物と土壌のマッチング(有機質肥料か無機質肥料か)
作物と土壌の性質を見極めて有機肥料を選定。有機質飼料は成分にバラツキがあるため、土壌を分析して必要な成分の有機質肥料を与えたり、時には、少し化学肥料を使用して土壌を整えることが重要となります。また、作物の成長に合わせて与える肥料には効果が早い科学肥料を使用することもあります。
農薬を使用せざるを得ない場合
生物や環境に及ぼす影響を考慮。自らが策定した『使用禁止薬物リスト(2018年10月現在120成分)』を遵守。薬物使用の偏りによる【薬物に対する抵抗力】や【薬物への耐性】といったことが起きないように農薬の使い方も管理しています。
もちろん、収穫された農作物の残留農薬を厳しくチェックしています。
(無機質肥料)肥料で植物を支援する
植物は光合成を行って炭水化物を作り体を大きくします。こちらを堆肥や肥料で支援することで栄養価が高くおいしい野菜を育てることができます。根からは窒素・リン・カリウムの栄養素が重要です。アミノ酸は炭水化物の材料を多く含んでいます。おいしさの素、炭水化物の合成を光合成だけでなく根から支援する。有機野菜のおいしさの秘密であり『らでぃっしゅぼーや』生産者(約2400軒)のこだわりです。
反農薬の取り組み(これから)
新しい課題としては、温暖化、異常気象、害獣による被害などがあります。日本全国の『らでぃっしゅぼーや』生産者(約2400軒)は研究熱心な生産者のネットワークです。日々、原因の究明と対処の試行錯誤を行なっており、成果が出初めています。また、高い技術力で適切な対応ができる生産者の育成にも力を入れております。
生産者とお約束
野菜や果物の生産者は約24000軒。お会いしたことのない生産者は一軒もありません。私たちのメソッド『こだわりの有機質肥料』。生産者全員に堆肥や肥料、農薬の厳しい使い方の基準を守る約束をしてもらいます。
生産者への配慮
生産者へ作付けを依頼する際は、農産品の品目や時期、量、価格をあらかじめ決めてお伝えします。豊作、不作にかかわらず約束した価格で買い取りを。生産者の生活が安定することで、おいしい野菜作りに集中できる環境が整います。また、皆さんにお届けする『パレット』(農作物)の価格を変えずにご提供することが可能となりました。
放射性物質の検査体制が整っています
放射性物質の自主規制を行っています。不検出から国の基準の2/1以下に設定しています。 17の都県の全産地において全品目検査を実施。情報公開を徹底しております。
まとめ
価格が高いというレビュについて参考までに。栽培には3つあります。下から慣行栽培・特別栽培・有機栽培があります。慣行栽培は一般的な栽培方法です。各都道府県が地域慣行レベルを設けています。有機栽培にはおなじみの有機JASマークが表示されています。特別栽培は有機栽培と慣行栽培の中間にあたります。有機JASマークや『有機』『オーガニック』の表示を付けるには登録認定機構の認定を受ける必要があります。『無農薬』や『無科学肥料』などの表示と合わせて紛らわしい表示をすることを法律で禁止されています。残留農薬に関して、自身の畑で農薬を抑えていても、隣接する農作物への飛散(ドリフト)する場合があります。生産者にはできるだけ飛散(ドリフト)が少なくするように呼びかけられています。
有機栽培の基準について
●たい肥等で土作りを行い、種まき又は植え付けの前2年 以上、
禁止された農薬や化学肥料を使用しない
●土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させる
●農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減
●遺伝子組換え技術を使用しないとなっております。
※生き物にやさしい日本を残したい有機食品っていいね リーフレット 農林水産省 参照
特別栽培農産物について
その農産物が生産された地域の慣行レベル(各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下、で栽培された農産物です。節減対象農薬と化学肥料双方の節減が必要です。 なお、節減対象農薬を使用しなかった場合、「節減対象農薬:栽培期間中不使用」との表示になります。
特別栽培農産物に係る表示ガイドライン(平成19年3月23日に標記ガイドライン改正) 農林水産省H.P.参照
農薬のことを気にされるなら有機栽培(特別栽培)をおすすめします。価格が高いというレビューに対して、らでぃっしゅぼーやなら生産者とのお約束や生産者への配慮を行なっている安心感がある点を考慮に入れたいものです。
食材宅配サービス『パレット』のお申し込みは こちら
らでぃっしゅぼーやのスタートコース

らでぃっしゅぼーやのスタートコース(1~2人用)約 5,000円
おまかせ野菜7種、おまかせ果物約2種、平飼いたまご10個、
その他おすすめ食材(牛乳、お肉、お豆腐など)
らでぃっしゅぼーやのスタートコース(2~3人用)約 5,500円
おまかせ野菜10種、おまかせ果物約2種、平飼いたまご10個、
その他おすすめ食材(牛乳、お肉、お豆腐など)
※『おまかせ野菜』の量の違いをお選びいただきます。
※お届け内容は、お申し込み後にマイページにてご自由に変更いただくことも可能です。